来年1月4日放送のテレビ朝日ドラマプレミアム「新・暴れん坊将軍」(後9・00)に、GACKT(51)が特別出演することが18日に発表された。
17年ぶりに復活する松平健(71)主演の国民的人気時代劇で、GACKTが演じるのは将軍の座を狙う尾張藩第七代藩主・徳川宗春。
徳川御三家の筆頭格“尾張徳川家”の当主を務める宗春は、“民のためには派手に楽しむことこそ肝要”という信念の持ち主。“かぶき者”として知られ、ファッションでも異彩を放ち、黒ずくめの上にド派手な羽織をまとい、1メートル超もある長い煙管をくゆらす…というゴージャスっぷり。まさに、ミュージシャンとしてだけでなく、俳優としても突き抜けた存在感を誇るGACKTにしか成し得ない役柄となっている。
「暴れん坊将軍」は江戸幕府の第8代将軍・徳川吉宗が貧乏旗本の三男坊「新さん」として庶民の暮らしに紛れながら悪を討つ痛快時代劇。2008年12月に放送された特番以来となる今回の新作は、映画「十三人の刺客」などの監督として知られる三池崇史氏が演出を担当。NHK大河ドラマ「青天を衝け」などの大森美香氏が脚本を手掛けた。還暦を控えた吉宗が世継ぎ問題に直面する姿などを描く。
GACKTが三池監督作品に参加するのは、映画『BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~』(2025年1月公開)に続いて、2度目。かねて三池ワールドに魅せられ、映画出演も念願だったというGACKTは、本作のオファーにも「三池さんの作品なら喜んで…」と多忙なスケジュールを調整して東映京都撮影所に駆けつけたと告白。「作品世界の中でアクセントとなるような、見る人を飽きさせない存在であることを求められていると思うので、そこはしっかり役割をはたしたい」と意気込み、「若い人たちにも時代劇って面白いんだなと思ってもらえるきっかけになればうれしい」と語った。
主人公、吉宗の嫡男・家重を演じる西畑大吾(なにわ男子)をはじめ、小澤征悦、藤間爽子、内藤秀一郎、勝村政信、小野武彦、高島礼子、生瀬勝久ら、新春ドラマにふさわしい豪華実力派キャストにも注目だ。