鹿島がC大阪FWレオ・セアラ(29)の獲得に乗り出していることが17日、分かった。関係者によると、既に正式オファーを提示し、交渉は大詰めを迎えているという。
得点能力が高く、ハードワークもいとわないブラジル人ストライカー。16年にJ3琉球で1年間プレーし、再来日した21年から横浜、C大阪で4年連続の2桁得点をマーク。今季は横浜FWロペスと得点王争いを繰り広げ、リーグ2位の21ゴールで自己最多を更新した。鹿島で今季、2桁得点を挙げたのは15点のFW鈴木優磨のみ。移籍が実現すれば新たな得点源になる。川崎Fで黄金時代を築いた鬼木達監督が新指揮官に就任する名門が、積極補強でタイトル奪還を目指す。
◇レオ・セアラ 1995年2月3日生まれ、ブラジル出身の29歳。14年にブラジル1部ビトーリアでプロキャリアをスタート。16年にJ3琉球に期限付き移籍し23試合で2得点。翌年からブラジルへ戻り、21年に横浜へ完全移籍。23年からC大阪でプレー。1メートル78、78キロ。利き足は右。