ヤンキースは17日(日本時間18日)、カブスの主砲コディ・ベリンジャー外野手(29)をトレードで獲得したと正式発表した。右腕コディ・ポティート(30)との交換で、カブスはヤンキースに500万ドル(約7億6000万円)を支払う。
ベリンジャーは、2017年にドジャースでメジャーデビュー、その年39本塁打を放ち、OPS・933を記録してナ・リーグ新人王に輝いた。19年には打率・305、出塁率・406、長打率・629、47本塁打の成績でナ・リーグMVPを受賞した。
近年は打撃成績が低下していたが、ヤ軍の主砲・ジャッジとともに打線のけん引役として期待がかかる。
今回のトレードをめぐり、“記録の女神”として知られる大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のX(旧ツイッター)で“史上初”のトレードになったと指摘。「コディ・ベリンジャーとコディ・ポティート、コディという名前のMLB選手がコディという名前の別のMLB選手とトレードされるのはこれが初めてである」と“コディ同士”のトレードになったと投稿した。
コディ・ポティートは21年にマーリンズでメジャーデビューした右腕で、今季ヤ軍で5試合(うち4先発)に登板し、3勝0敗、防御率2・22だった。