がんで闘病中の経済アナリストの森永卓郎氏(67)が18日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(67)が16日に米フロリダ州でトランプ次期米大統領と会談し、1000億ドル(約15兆円)の対米投資と10万人の雇用創出を約束したことについて言及した。
この話題について、リスナーから「なぜアメリカじゃなく日本に投資してくれないのか?」「アメリカに投資するなら携帯料金を安くして」「日本人を助けて」などとの声が番組に寄せられた。
森永氏は「残念ながらAIとか半導体に関してはアメリカが技術的に一歩リードしている現実がある。世界の株価を引っ張っている(半導体大手の)エヌビディアというアメリカの会社を活用したいということだと思います」と解説した。
一方で「私はこのAIだとか半導体、宇宙というのは完全なバブルだと思っている」と説明。「車は運転できて便利で生活の役に立つじゃないですか。宇宙開発している日本のベンチャー企業なんて、月に空気を作ったり、野菜作ったりしている。そんなの月に行かなくたって東京から2時間くらい電車に乗れば空気もあるし、野菜も作れると思う」と持論を展開した。