◇NBAカップ決勝 バックス97ー81サンダー(2024年12月17日 米国・ラスベガス Tーモバイルアリーナ)
NBAバックスは17日(日本時間18日)の「NBAカップ」決勝戦でサンダーを下して、初優勝を果たした。大黒柱であるヤニス・アデトクンボ(30)がチーム最多となる26得点19リバウンド10アシストというトリプルダブルの大活躍でMVPに輝いた。
ヤニスは試合後に「本当にこのチームが誇らしい」と安どの言葉を口にした。
西首位のサンダーとの決勝戦でもヤニスは大暴れした。3Pシュート試投は無くとも26得点19リバウンド10アシストとトリプルダブルの大活躍を見せて、チームを初優勝に導いた。バックスにとっては、21年NBA王者以来となる3年ぶりのタイトル獲得。ヤニス個人としても21年のファイナルMVP以来となる、MVP獲得となった。
「12月にこれだけのトーナメントを行うことは素晴らしいこと。チームも向上を続けた。お互いの能力を信じてバスケットをした。勝っても負けてもこれを戦うことは自分たちの成長に繋がるとわかってた」とチームを称えた。
そしてこの試合ではヤニスに次ぐ23得点を記録した“相棒”デイミアン・リラードについては「この男はバスケット一緒にプレーした素晴らしい選手の1人。まだまだ過小評価されてると思う。まだまだお互い100%ではないかもしれないけど、とにかく身を粉にして戦い続けてきた。彼も常に僕を支えてくれた。周りの選手たちのためにも、僕と彼でグレートになるためにもチームを引っ張っていきたい。彼が僕の隣に居てくれて本当に嬉しく思う」と感謝した。
シーズン中のタイトル獲得となったが「チームとして成長を続けてもう一度強調したいですが、仕事はまだ終わっていません」とNBA王者に向けて、兜の緒を締め直した。