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桑田真澄氏の“凄み”を幼なじみバッテリーが明かす「その後、そういうピッチャーはいない」

スポニチアネックス 2024年12月18日 14時46分

 広島、巨人などで捕手として活躍した西山秀二氏(57)が、元巨人ヘッドコーチ・岡崎郁氏(63)のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。幼なじみで中学時代はバッテリーを組んだ桑田真澄氏(現巨人2軍監督)の“凄さ”について語った。

 90年代の巨人を支えた三本柱の中で、岡崎氏は「実は一番コントロールがいいと言われたのは槙原(寛己)だった」と明かした。

 斎藤雅樹氏はアバウトでも球の勢いでねじ伏せるタイプ。桑田氏はその中間くらいという印象だが、岡崎氏は「桑田の凄みって何なの?」とあらためて聞いた。

 西山氏は桑田氏と幼稚園からの付き合い。中学ではバッテリーも組んだ間柄だ。誰よりも昔から桑田氏の球を知る。

 西山氏は「桑田はバッターを見て投げる。バッターの動きを見て、こう投げればこう打ち取れるというのをすべて計算している」と明かした。

 それは本来、打者の息づかいまで感じる場所にいる捕手の役割だが「桑田はキャッチャーと同じ感覚でマウンドからバッターが見れたんじゃないかな」と指摘した。

 「本当に野球の頭がいい。そこが桑田の凄いところ」と説明した。

 桑田氏の前だと江川卓氏が打者を見て球威や配球を変えるタイプだったが、その後、指導者としても多くの投手を見てきたが「そういう投手は見ていない」と桑田氏以降は現れていない希有な投手だという。

 

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