ソフトバンクが18日、レッドソックス傘下3AからFAとなった上沢直之投手(30)を獲得したことを発表した。26日に入団会見が行われる。
連覇に向け、ローテーションの柱を確実に補強した。上沢はメジャーでは登板2試合に終わったが、入団から12年間在籍した日本ハムでは通算70勝を挙げるなど実績十分。先発投手陣はエースの有原、モイネロ、スチュワートの3本柱が軸となるが、それ以降は未確定だっただけに、大きな補強となった。
今季7勝を挙げた石川がロッテへFA移籍し、現役ドラフトではDeNAから先発候補として上茶谷を獲得した。「若手で期待できる投手もいるけど、編成上は先発が課題」と球団幹部が語っていたように、オフの補強ポイントだった先発投手。4年総額10億円規模の好条件で古巣・日本ハムとの争奪戦を制した。