NHKは18日、東京・渋谷の同局で山名啓雄メディア総局長の定例会見を行い、「第75回NHK紅白歌合戦」(31日後7・20)のゲスト審査員を発表した。
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺」で主演する俳優・横浜流星をはじめ、「名探偵コナン」の作者である漫画家の青山剛昌氏、2020年まで4年連続で総合司会を務めたお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良、パリパラリンピックでシングルス・ダブルスで金メダルを獲得したプロ車いすテニス選手の上地結衣、流行語大賞にも輝いた今年2月放送のTBS系金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(ふてほど)で大ブレークした女優の河合優実、パリ五輪で金メダルを獲得したプロスケートボーダーの堀米雄斗、バレリーナの森下洋子氏、連続テレビ小説「虎に翼」で脚本を担当した脚本家の吉田恵里香氏の8人が決まった。
昨年は大河ドラマ「光る気へ」で主演した女優の吉高由里子のほか、俳優の堺雅人、女優の寺島しのぶ、陸上女子やり投げの世界女王・北口榛花、車いすテニスのレジェンド・国枝慎吾さん、歌人・俵万智さん、お笑い芸人のバカリズム、ウクライナ国立歌劇場バレエ芸術監督・寺田宜弘さんの8人が務めた。
山名啓雄メディア総局長は発表されたゲスト審査員について「今年の大みそかに紅白の審査をしていただくのが楽しみな皆さんに審査してただけるのかなと思っています」と期待を寄せた。
今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。
司会は昨年に続きお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、また朝の連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・佐田寅子を演じた伊藤沙莉と、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。