ソフトバンクの杉山一樹投手(26)が18日、みずほペイペイドームで契約更改交渉に臨み、2500万円増の推定年俸4000万円でサインした。昇給分は飼っている愛犬ビビ(チワワ)のごちそう代に充てると明かし、「ぜいたくをさせてあげたい。シーズン中にあえない時間も多かった。たくさん喜んでもらえるように」と笑みをこぼした。
けがで苦しんでいた時期に支えてくれた存在だ。一緒に就寝するなど溺愛。“ビビ効果”もあって、プロ6年目の今季初めて1軍で完走し、キャリアハイの50試合に登板して4勝0敗1セーブ14ホールドで防御率1・61だった。愛犬と離れるのが嫌だったのかもしれないが、優勝旅行には行かずに来季へ向けてトレーニングを続けている。ご主人さまは「やっぱり一番にならないと。日本一になって辞める覚悟でいく」と頼もしかった。