元阪神の鳥谷敬氏(43)が18日放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)にゲスト出演。ファンからの「阪神の監督にはいつなる?」との質問にぶっちゃけ回答した。
番組ではこの日のゲスト・鳥谷氏と元阪神の関本賢太郎氏への質問を街の阪神ファンから募ったところ、「鳥谷さんは監督にいつなる?」との問いが寄せられた。
これに鳥谷氏は「めちゃくちゃ聞かれてますけど、これ余談なんですけど、そもそもやりたい人ができるもんじゃないんですよ。オファーがないとできないんですよ」と回答した。
「結構いろんなところでコーチの要請を断ってるみたいな雰囲気出てるんですけど、1回もオファーないから、そもそも断ってないんです」と明言した。「だからなんで…ちょっとやる気ないみたいな雰囲気あるんですけど別に…。まあ特にやる気ないんですけど、でもオファーないから断るタイミングすらないです」ともぶっちゃけた。
これに関本氏は「ないことないやろって思ってるんですけどねえ」と疑いの目を向けたが、鳥谷氏は「いやいやいや。本当にないんですよ」と言い張った。関本氏は「どっちにしてもやらなあかんわけですよ。遅かれ早かれ」と言い、「かまいたち」濱家隆一は「興味はあるんですか。監督業に携わりたいっていうのは」と質問した。
鳥谷氏は「ないですね」と言い切ると、「自分を高めるのは得意なんですよ。でも人を高めるのはあんまり得意じゃないんです」と理由を語った。
自身が努力することはいいが、「今社会人のコーチもやってるんですよ。教えました、で1週間後に行きました、全く違うことやってます、情熱のある人はこの前こうやって言って、もっとこうやってやっていこうよってなるんですけど、(自分は)あっ、こういうやつなんだな、じゃあもう教えるのやめとこうってなりますね」と言い、「そっちのタイプなんで。たぶん向いてない」と自己分析した。
自身は教えられたものをやるタイプだったのかと問われると「その場だけですね」ときっぱり。自分で納得したものしかやらないと言われると「その場だけ、ちょっとやってる感じにして。終わってから違うところで元に戻してって感じです」と笑ってみせた。