俳優の岩城滉一(73)が18日放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。現在の生活についてぶっちゃける場面があった。
この日、旧知の仲である歌手で作曲家の宇崎竜童(78)とともに出演。岩城は「芸能界に入ってかれこれ50年になりますけど、運よくそれで食えてるわけ。こうやって仕事もいただいてるし。俺って芸能向いてるの?って(思う)」と告白。「商売やればいいんじゃないの?」と考えたこともあったといい、「でも“ありがとうございます”っていうタイプでもないし、どうしたらいいんだろうっていうのが自分の中にもあって」とした。
そんな中、「趣味でやっていたクレー射撃ですよね。通っていた射撃場のオーナーが、“岩城くんが買えばいいんだけどな”って。ポケットの中の金で買える金額じゃないんで、“ちょっと銀行に聞いてみますわ”って。意外と簡単に(融資が)下りたんで。今、射撃場を経営させてもらって」と射撃場のオーナーとなった現在を明かした。
「(その射撃場で)ジュニアオリンピックの選手が年に3~4回大会やったりとか、神奈川公式をやっていただいたりとか、じじばば2人だけなんで、十分食っていける」と岩城。「だから今、精神的には凄く楽で、別に仕事やらないことが苦でもないし、毎日することがいっぱいなので」と声を弾ませた。
さらに「来年からドローンがライセンス制になるんです。ライセンスを取らないとドローンを飛ばせないの。たまたまうちの射撃場が飛ばしていいところの真ん中だったんです。神奈川なので、厚木の基地の場所とかあるから、なかなかあの辺って飛ばせないんですよ。今度、それでアカデミー(をやる)、いわゆる学校ですよね、ドローンの。3月ぐらいですからね。だから、順風満帆とは言わないけど、それなりに生きて来られて良かったなって」と充実感をのぞかせた。