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くも膜下出血で活動休止の43歳モデル 壮絶12時間開頭手術…難病も判明 復帰発表で涙ながらに語る

スポニチアネックス 2024年12月19日 16時55分

 くも膜下出血のため活動休止を発表していたモデルの二宮こずえ(43)が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、復帰を発表した。

 二宮はSサイズモデルとして活動するかたわら、「13歳女の子、11歳男の子の2児のママ」としての生活をYouTubeをはじめとするSNSに発信。さらにアパレルブランドとのコラボレーションを数多く手がけるなど、多方面で活躍し幅広い世代から支持を得ている。

 昨年、くも膜下出血のため活動を無期限で休止すると発表していた二宮。活動休止を発表して1年が経ったこの日、頭に黒いターバンを巻いた姿で登場し「二宮、こうして生きております!元気にしております!」と笑顔を見せた。また「これからYouTubeをはじめ、お仕事も復帰していこうかなと思っております」とした。

 現在の体調は、波はあるものの「すこぶる良い」という。くも膜下出血が発覚したきっかけは、頭と眉間の痛みだったといい「次の日になって丸一日寝てたの。頭が痛いなーって寝てて。これはちょっと病院に行っておこうかなって思って、病院に行ったんだよね」と話した。脳神経外科を受診し、くも膜下出血と診断された。「えぇ!みたいな。ななななんて?みたいな」と驚きを隠せなかったようで「こんなに元気なのに?とか言って」と戸惑いつつ、緊急搬送され検査を受けたという。

 カテーテル検査をする前に、難病指定されている「もやもや病」を患っていることもわかった。当時、「もやもや病」については公表しないと決断。「私の場合は、もやもや病のせいでくも膜下出血が起こったという感じだった」とも振り返った。

 12時間にも及ぶ開頭手術を乗り越えたが、「手術後のつらさが本当に大変だった」と回顧。「私の場合は細い血管があって、そこからもやもやって新生血管を作り出してしまう。新生血管を作り出してしまうと、細くてもろいからそこが切れたり、詰まっちゃったりする。だから、いつ何が起こるか分からない。脳出血、脳梗塞になり得る可能性を常に持ってるっていうので、一番細いところが危ないから太い血管を作ろう、通り道を作ってあげようっていうので、細い血管と細い血管をつなげてバイパス手術をした」と説明した。

 「車いすの運動、スクワットやったり、歩く練習とか」とリハビリにも励み、手術後3週間で無事に退院。入院中は体が痛くてエビみたいに体を丸めて寝ていたため「だから体が固まっちゃって。食事をする時に椅子にも座れないし、ご飯が全然食べられなくて」と、苦しい日々が続いたことを明かしていた。

 二宮は涙ながらにファンへの思いを語り、今後、頻度は落ちるが、動画の更新などを行っていくとして「気長にお待ちいただければ」と呼びかけた。

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