実業家・堀江貴文氏(52)が19日、自身のYouTubeチャンネルを更新。この日午前2時、肺炎のため98歳で死去した読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄さんを「お疲れさまでした」と追悼した。
2004年に球界再編問題が持ち上がった際、ライブドア社長だった堀江氏は近鉄球団(当時)買収に名乗りを上げ、さらに仙台を拠点に「仙台ライブドアフェニックス」での新規参入を表明。渡辺さんはライブドアによる買収表明を受けて「今度はサラ金の人じゃないけど、知らない人が入るってわけにはいかん。プロ野球ってのは伝統がある。金さえあればいいってもんじゃないよ」などと発言した。
堀江氏は「ナベツネこと渡辺恒雄さんの訃報と野球界の成り立ちについて」と題した動画で「お悔やみ申し上げます」と追悼。そして「私、実は直接面識はございません。会いに行く前によく分かんないことになっちゃったので…世の中が騒ぎすぎて」と続けた。
そして日本野球の成り立ちから解説し、自身は04年の時点で“これからはテレビではなくインターネットが野球人気のカギを握る”と予測していたと説明。渡辺さんが亡くなって今後プロ球界は「大きく変わってくる」とし、12球団からの拡張構想にも言及した。