チャンネル登録者173万人を越える人気ユーチューバー弁護士・岡野タケシ氏(47)が18日に自身のX(旧ツイッター)を更新。ユーチューバーの“てんちむ”こと橋本甜歌(30)の“圧倒的敗訴”について言及した。
てんちむは20年に豊胸手術をしていたにも関わらず、その事実を隠しながらナイトブラをプロデュースしたことをめぐり、裁判に発展。企業からの損害請求額は5億円に上ると明かしていた。過去の動画では、差し押さえの可能性があることを告白していた。
この日、一部ネットニュースがてんちむの敗訴を報じた。東京地裁は、てんちむに3億8457万4504円の賠償を命じたという。てんちむはXの名前を「圧倒的敗訴」に変更し「裁判結果ですか?お察しください」とコメントした。
この件について、岡野氏は「企業に実害があったってことだから。ふわっとした損害じゃなくて“実害があった”っていう認定のされ方だから。会社としてはたまったもんじゃないというか…俺とか実際に会社やってるからさ、外のインフルエンサーの人と仕事することあるやんか。それで組んだ相手を間違えて“大炎上”して3億8000万円損害を負ったとなったら、頭抱えるよね」と語る。
「3億8000万円売り上げを立てようとしたら、どれだけの従業員が一生懸命働かないといけないか。1人頭1000万円でも、38人の人が約1年間働いた売り上げが一瞬で飛ぶわけやから。たとえば、高裁の裁判官が見たら“2億7000万円”とか“4億2000万円”にブレる可能性はあるんやけど。会社が損害を被ったという大筋の部分は、変わらないと思うな」と見解を述べていた。