タレント・みのもんた(80)が19日放送のTBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)にVTR出演。メインキャスターを務める同局・井上貴博アナウンサーとの対談で近況を語った。
かつて「日本で一番忙しい司会者」と呼ばれて最盛期には16本のレギュラー番組を抱えたが、2019年秋に国指定の難病であるパーキンソン病と診断。20年3月末で13年間担当した日本テレビ「秘密のケンミンSHOW」司会を勇退し、翌年にはレギュラー番組がゼロになった。
「しゃべるっていうのは大変なこと。だからそのしゃべりで生きていくのは素晴らしいこと。流ちょうにしゃべるのがしゃべりじゃないんですよね。流ちょうにしゃべれば抑揚もつくしリズム感も出てくるから。奥の深い世界ですよね」と“しゃべりの達人”としてしみじみと話した、みの。
かつてのライバルたちの動向が今も気になるようで「古舘どうしてるんだろうね」とフリーアナウンサー古舘伊知郎について井上アナに質問。近況を聞かされると「(『トーキングブルース』を)まだやってるの?よくしゃべるよな、あれな。俺はああいうしゃべりはできないもんね。古舘くんのしゃべりは速射砲のようにダーッと出てるから、彼が間をうまく使ったらもっと違うしゃべりが出てくるかもしれないよね。見事なもんだよな」と絶賛した。