Infoseek 楽天

佐藤弘道 原因不明の病気発覚から半年 スタジオに歩いて登場も…「触ってもお湯かけても」後遺症残る

スポニチアネックス 2024年12月19日 21時17分

 脊髄梗塞でリハビリ中の「体操のお兄さん」ことタレント佐藤弘道(56)が19日に放送されたNHK・Eテレ「きょうの健康」(月~木曜後8・30)に出演。スタジオで歩く姿を披露し、現状について赤裸々に語った。

 スタジオに歩いて登場した“ひろみちお兄さん”。元気な姿を見せながらも、「体調的には良いんですけれども、後遺症と言いますか、腰回りの神経が全くなくて、触ってもお湯をかけても分からない状態」と現状を説明。下半身が突然動かなくなった日を振り返った。

 体の異変を感じながらも航空機で出張先に向かい、目的地に到着すると、下半身が全く動かなくなったという。「通路が狭くて自分の(座っていた)席まで車いすが入らなくて。両腕だけで一番前の席まで、体操の平行棒みたいに」移動したことも明かした。その後、緊急搬送され、様々な検査の結果、脊髄梗塞と診断された。

 病気について携帯で調べた際、「支持療法と出てきて、要は緩和ケア。これって治らない病気なんだって知って」と絶句。「それからは先行きが見えなかったですし、どん底ですね。運動神経だけでここまで来てたので、走れない、歩けない、跳べないってのが本当ショックで」と当時の心境を打ち明けた。

 佐藤は有効な治療法が確立していない原因不明の珍しい病気「脊髄梗塞」を6月に発症。2カ月の入院・加療を経て8月20日に「奇跡的に歩くことができるようになりました」と退院を報告していた。10月にはNHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」の65周年特番に出演し、椅子に座りながら、元気に踊る姿を披露していた。

この記事の関連ニュース