西武、巨人、オリックスで通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が17日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)にゲスト出演。長男の慶大・清原正吾内野手(4年)についての思いを語った。
正吾内野手は小3で野球を始めたが、中学はバレーボール部、高校はアメリカンフットボール部に所属。慶大では「両親を喜ばせたい」と6年ぶりに野球を再開し、ブランクがありながら4年春のリーグ戦では4番に定着して一塁のベストナインを獲得し、秋は初本塁打を含む3本塁打をマークした。プロ志望届を提出したがドラフト会議で指名漏れ。独立リーグなど9チームからオファーが届いていたが、11月に野球引退を決断。同25日に更新したインスタグラムで「今後は野球の道ではなく、新たに目標を持ち、社会に出る準備をすることにしました」と表明した。
番組MCのフリーアナウンサー徳光和夫から「ご長男、凄いことしましたね」と振られると「6年間野球やってない中で、大学から野球始めるというので、本人の決断と勇気に僕も感動しましたし、4年間いい時間を過ごさせてもらいましたね」とニッコリ。
長男の試合は「全試合見に行った」と明かし、「もう心配で心配でしょうがなくて。所々目立つところで打つところがね、その辺はDNAが入ってるのかな」と父譲りの勝負強さに言及。「(慶大に)入りたて当時は(他の人の)10倍練習しないとダメだぞ、と言いましたけど本人の努力が実ったんだと思います」とうれしそうに話した。