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菅野智之「素晴らしいリーグに入れた」オリオールズ入団会見 外野狭くなる本拠「プラスに考えたい」

スポニチアネックス 2024年12月20日 9時1分

 巨人から海外FA権を行使し、オリオールズと年俸1300万ドル(約20億円)の1年契約で合意した菅野智之投手(35)が19日(日本時間20日)、オンラインで入団会見に臨み、意気込みを語った。

 オリオールズを意識したオレンジ色のネクタイ、スーツ姿で会見に臨んだ菅野。入団の決め手について「一番熱意を感じましたし、素晴らしいピッチングスタッフも揃ってましたし、キャッチャーもメジャー屈指のキャッチャー(ラッチマン)。シンプルにチャンピオンシップを狙える強いチームと契約したかった」と説明した。

 また、本拠オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズは「中には入れてないですが、外から見ることができたので、すごく雰囲気のある球場だなと。外からだけですけどそう思いました」と印象を語った。

 ただ、本拠は25年シーズンから左翼フェンスの位置を変更し、最大で20フィート(約6メートル)、最小でも9フィート(約2.7メートル)短くするため投手不利となる。そのことについては「知っていました」といい「僕はゴロをたくさん打たせる投手なので、狭くなったので、よりそういう意識を強く持って投げることが出来ると思うのでプラスに考えたいです」と前向きに捉えた。

 また、ア・リーグ東地区はヤンキースやレッドソックスといった歴史あるライバルチームが多いが「素晴らしいリーグに入れたなと思いますし、僕自身も強い歴史のあるジャイアンツという球団でプレーさせてもらっていたので、今回そういう巡り合わせもよかったかなと思います」と意気込んだ。

 チームはエース格のバーンズがFAになり、去就は不透明なまま。今季15勝3敗、防御率1・67でMVPに選ばれた菅野は、新天地でも先発ローテーション投手の一角として期待されている。

 NPBでの通算成績は276試合に登板し、136勝74敗、防御率2・43。2度の沢村賞、3度のMVPを受賞している。

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