NHKは20日、大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)に、シンガー・ソングライターの米津玄師(33)が出場すると発表した。米津が紅白に出場するのは2018年以来、6年ぶり。今年前期の連続テレビ小説「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」が大きな話題を集めた。
「虎に翼」の主題歌「さよーならまたいつか!」は、巧みな詞と軽快なメロディーでドラマの世界観ともリンクし、大きな話題となった。そんな米津が、18年「第59回NHK紅白歌合戦」に初出場して以来、6年ぶりに紅白に出場。どんなステージになるのか、注目が集まる。
米津は同局を通じ「『虎に翼』というかけ値なしに素晴らしいドラマこそ、紅白歌合戦というハレの場に相応しく、わたしが出演することでその一助になるのであればと思い、このたび紅白歌合戦に出場させて頂く運びとなりました」とコメント。
また「それに加えて、NHKが来年で放送開始から100年の節目を迎えるらしく、あくまで奇妙な偶然ではありますが、『さよーならまたいつか!』は100年の月日を想う曲でもあります」といい、「これから100年目を迎えるその一幕に、ほんの一瞬であろうとご一緒させて頂けることを光栄に思います。次の100年こそは、そこで生きる誰もが取りこぼされずに済むような世になればいいと願っています」と思いを述べた。
今年の紅白の司会はお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、伊藤沙莉、同局・鈴木奈穂子アナウンサーの4人務める。