J1横浜F・マリノスは20日、川崎フロンターレのFW遠野大弥(25)が完全移籍で加入すると発表した。
遠野は抜群のスピードと両足のシュート力が武器のアタッカー。静岡・藤枝明誠高からJFLのホンダFCに加入し、自動車部品を検品しながら練習に励んだ異色の経歴を持つ。19年度の天皇杯でスカウトの目に留まり、20年に川崎F入り。同年に当時J2の福岡へ期限付き移籍し、いきなり11得点を挙げた。今季は35試合出場で1得点止まりだったが、持ち前の得点力に期待がかかる。J1通算123試合10得点、J2通算41試合11得点、JFL通算62試合18得点。
遠野のクラブを通じてのコメントは以下のとおり。
「川崎フロンターレから来ました遠野大弥です。
歴史と伝統のある横浜F・マリノスに加入することができて、とても誇りに思います。
このクラブはタイトルを奪還することが目標だと思いますので、強い気持ちと覚悟を持って闘います。
よろしくお願いします!」
また、川崎Fを通じて発表したコメントは以下のとおり。
「まずは4年間という短い間でしたが、ありがとうございました。苦楽を共にしてきたチームのみんなやスタッフの皆さんには感謝をしています。自分の目標を考えるにあたり、このタイミングしかないと思い決断しました。決して簡単ではない、この選んだ道を正解にできるように自分なりに頑張っていきます。このクラブに来られてよかったです。4年間ありがとうございました」