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GACKT “大麻使用も罪に”改正取締法施行に言及 海外との違いに「ボクは鎖国賛成派」

スポニチアネックス 2024年12月20日 11時34分

 歌手のGACKT(51)が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。大麻をめぐる法改正について持論を披露した。

 大麻を「麻薬」に位置付け、他の規制薬物と同様に使用罪の適用対象とする麻薬取締法と大麻取締法の改正法が12日、施行された。

 若年層を中心に拡大する大麻乱用の取り締まりを強化するほか、医療分野では大麻草抽出成分を含み安全性と有効性が確認された医薬品は活用可能になる。

 改正法は、大麻と、大麻由来の有害成分テトラヒドロカンナビノール(THC)を麻薬と位置付ける。

 大麻の不正な所持や譲り受け譲り渡しとともに、使用も麻薬取締法違反で7年以下の懲役となる。改正前は所持や譲り受け、譲り渡し、栽培などを禁じていたが、使用への罰則適用はなかった。

 この法改正についてGACKTは「12月12日から大麻の"使用"も罪になる」と触れ、「アメリカとは異なる方向に進む日本。だが、今回の法律強化は『ダメなものはダメ』とさらに日本のルールが明確化されただけの話だ」と伝えた。

 そして「国が違えばルールも違い、常識も異なる。例えば、日本の『器を持って食事をする』という礼儀も、多くの海外では『非常識』とみなされる。逆に、海外で許されることが日本では許されないのも当然だ」と例を挙げた。

 また「結局、どこにいても大事なのは、その国のルールや礼儀への敬意を持った振る舞い。『日本ではダメ』と言われていることをしたいなら、それがOKな国で生きればいいだけ。『やっちゃいけないことはやるな』っていう子供でも分かるシンプルな話だ」と説いた。

 「しかし、現実問題として、日本人の多くは世界の常識を知らず、外国人も日本の常識を理解していないことが多い。だからこそ、両者にとってのガイドラインを整備する必要がある。ガイドラインがあやふやなら、混乱を招き問題が増えるばかり」と続けた。

 さらに「いっそのこと、鎖国して自国だけで成り立つ道を模索するのも一つの手かもしれない」と提案しつつ、「もっとも、今の時代、それは不可能に近いが。ちなみに、ボクは鎖国賛成派。オマエはどうだ?」と問いかけた。

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