Infoseek 楽天

長嶋一茂 渡辺恒雄さん追悼、目を真っ赤にし“直談判”エピ明かす「長嶋家が今あるのは主筆のおかげ…」

スポニチアネックス 2024年12月20日 13時21分

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が20日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。19日に98歳で亡くなった読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄(わたなべ・つねお)さんをしのんだ。

 一茂は「本当に感謝しかないです」と述べたうえで、「1つだけ思い出話をさせていただきますと」と切り出し、2004年に父の長嶋茂雄氏が脳梗塞で倒れたことに言及。当時、長嶋氏は同年のアテネ五輪の日本代表監督だったが、一茂は「ある人物が、長嶋以外の人間を監督にしようと画策した人間がいたんですね。僕はそれを聞いて、今後の父にそういうことが耳に入ると、やっぱり病気を治すというモチベーションにかかわってくるし、倒れたのは3月ですけども、8月にアテネ五輪だったんですが、そこまでになんとか行きたいということを、僕は父から聞いていたので、そのことを断固として反対しに行かないといけないと思って、読売本社に行ったのが、初めてで、その時に渡辺さんと初めてお会いしたんですね」と話した。

 そして、目を真っ赤にし、声を震わせながら「ある方が星野(仙一)さんにしようと。長嶋茂雄ではなくてということで動いていたのを、僕は聞いて、主筆、それはいかがなものでしょうかと。僕は家族として絶対許せない、そういうことを画策している人間は許せませんということを言ったら、3時間後に電話がかかってきて、“そういうことは、けっしてないから”ということを言われて、本当にそこは凄く感謝していますし、その後、残念ながら父はアテネの地を踏むことはなかったですけれども、そういうところからお付き合いが始まって、何度かいろんなお話をさせていただいて」と当時のエピソードを明かした。

 そのうえで、「この情報番組、テレビもですけれども、日本の歴史というのは真実っていうのはなかなか明るみには出ないんですけれども、その真実の部分をたくさん知っているっていうところの最後の方ですね。本当に最後に言いたいのは、長嶋家が今あるのは主筆のおかげですので、心からご冥福をお祈り申し上げたいと思います。本当に主筆、ありがとうございました」と追悼した。

この記事の関連ニュース