阪神の才木浩人投手(26)が20日、西宮市内の球団事務所で契約更改し7000万円アップの年俸1億2000万円(金額は推定)でサインした。キャリアハイの1年を過ごした右腕は来季9年目で1億円の大台に到達。来季へ向けて更なる進化を期した。以下はテレビ代表取材での一問一答。
――球団からは
「イニング数や、あと勝利数、防御率とか全体的に数字的にはキャリアハイで、すごい成績を残してくれたという話をしていただきました」
――その言葉を受けて
「評価としては、すごいありがたいなと思いますけど、個人的にはチームも優勝できてないですしタイトルも1つも取れてないので。1番になれたっていう数字がないので、まだまだやらないといけないことが多いなと思ってます」
――球団へ要望は
「僕からは特にないっすね。もうある程度、選手会がまとめて言ってくれてたので、僕から直接言ったことはないです」
――24年シーズンは
「個人的にはキャリアハイの数字は残せましたけど。さっき言ったみたいに優勝できてなかったりとか、タイトル取れてないというところで。やっぱり勝負の世界なので、僕の中では一番以外に価値はないかなと思ってるので。そこに貪欲にというか優勝とか一番になるというところを目指して、まだまだやっていかないといけないかなと思ってます」
――このオフに取り組みたいもの
「プレミアが11月末まであったので、ちょっと時間ないぐらいな感じですけど。いろいろフィジカルのパフォーマンスとか、細かい技術のことだったりとかやらないといけないことはたくさんあるので、そこをちょっと一つずつ一つずつ丁寧にやっていってる感じ」
――プレミアの経験で得たもの
「すごい良い経験させてもらったなと思います。初めての代表、国際試合だったのでこういう経験をできたというのはすごいよかったなと。今後の野球人生に生かしていけたらいいなと思います」
――国を代表する。どんな気持ちに
「あんまり深く考えすぎずというか、いつも通りな感じでは行きましたけど。やっぱり雰囲気というか、そういうのは違うなとは感じたので、もっとこういう場で投げたいなっていう気持ちもできましたかね」
――来季の目標は
「今シーズン以上の数字を残すっていうところをまず大前提として。やっぱりタイトルとか本当一番にこだわりたいなと思ってるので。今年も全部の成績が2位とか3位とかいうぐらいの成績なので、本当にそれは僕の中ではあまり価値がないなと思ってるので、本当に1番にこだわって、いい成績を残せるように今からしっかり準備して来年に向けて頑張っていきたいなと思います」
――どのタイトルを取りたい
「全部取りに行きます。どれがとかではなく、取れるものは全部、狙いに行きたいと思います」
――(1億円の)大台には
「大台は行きました」
――その時はどんな気持ち
「どんな気持ち。うれしいというか、ここで満足しちゃいけないなとは率直に思ったので。ここからもう1つ、2つ上のレベルにいけるようにやらないといけないかなと思うので、本当にもう1個気を引き締めてというか。まだまだ個人的にパフォーマンス的にも伸び代あると思ってるので、そういうところを伸ばして、上のレベルで野球ができるように頑張りたいなと思いました」