お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(53)が18日までに公開されたTBS公式ポッドキャスト「大吉ポッドキャスト いったん、ここにいます!」に出演。この日のゲスト「東京03」飯塚悟志(51)と、コンテストでの審査員経験者ならではの悩みを語り合った。
審査員として出場者のネタは事前にチェックするかという話題に。「キングオブコント」では21年から4年連続審査員を務めている飯塚は「現場のウケとかそういうのを重視」して審査していると明かして「1回見ちゃうと粗しか見えなくなってきちゃうんで、初見で見てノリみたいなモノを感じたい」と力説した。
これを受け、大吉も「私も実はそうで…」と同意。審査員に携わる可能性がある限りは「劇場で『M-1』に引っかかりそうな若手が出てる時はモニターの音も消す」ほどの徹底ぶりだと言い「なるべく見ないようにしないと、あんとき良かったのになとか、あんとき悪かったけど良くなってるとかで点数がぶれちゃう気がして」と語った。
しかし、若手のネタを見ないことによって引き起こされる弊害もあるとして「マジで友達がいなくなる」ことを挙げ、「芸人の飲み仲間とか…後輩とも基本NGになってくる」と説明。「『和牛』とか『とろサーモン』くらいまでは一緒に飲んでたのよ」とするも「いろんなことがあって、こういう付き合いも控えた方がいいかと思って、そこから一切絶ってるから」と寂しそうに話した。
「孤独ですよね。審査でやって叩かれて、ギャラ見たら普段よりはいいなくらいのやつが入ってて」と不満を漏らすと「本当にそう思います」と飯塚も同意していた。