「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でフォトジェニック賞を受賞した俳優の谷原章介(52)長男・谷原七音(ななと)さん(21)がABEMAのニュース番組「ABEMAエンタメ」に出演。コンテスト後メディア初となる独占インタビューに応じ、今後の展望や目指す俳優像、そして育ての父である谷原と、実父で俳優のいしだ壱成(50)について語った。
七音さんは、いしだと元タレントの三宅えみさんの間に生まれ、3歳の時に母と谷原が再婚、芸能一家で育った。今年11月に行われた若手俳優の登竜門「第37回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会で、応募総数1万3465人の中から一般投票で選ばれる「フォトジェニック賞」を受賞した。
コンテスト参加の理由を「生まれのこともあり、いろいろ声をかけていただくこともあったが、最終的にうまくいかないことが多かった。『競争の中で成長は起こるもの』だと思い、挑戦した」と告白。今回の結果については「グランプリを目指してやってきたので、正直に言うと悔しさみたいなものはあった」と打ち明けるも「今後の順位が決まったわけではないし、賞をもらったからといって他のファイナリストよりも上にいるわけでもない。これからも変わらずにやっていかなきゃいけないと強く感じた」と今後を見据えた。
俳優という夢への第一歩を踏み出したばかりの七音さんは、憧れの存在として菅田将暉や山田裕貴の名前を挙げた上で「凄く個性的で、ルックスもカッコいいけど、人としてカッコいい、お芝居や生きざまに憧れがあるので、そういう俳優になりたい」と意気込みを語った。
父・章介との共演について聞かれると「恥ずかしくはないけど、まだ自分がそのレベルにないことは事実。いまは共演できるぐらいになるしかないです。いずれ共演できたらいいなとは思います」と笑みを浮かべた。
そして、実父・いしだとの共演について直撃すると「物心がついていなくて記憶がなくて、僕が何かを語れるほどではないんですけど…」と口を開き、「身内だからではなく、1人の役者として、あんなに自然で心情が揺さぶられるお芝居を僕はみたことがなかった。ドラマ『未成年』が凄く好きで、こんなお芝居があるんだなと思った。僕はまだまだ駆け出し者なので、共演する機会があれば素敵なことだなと感じています」と語った。
七音さんのインタビュー映像は「ABEMA」にて無料配信している。