女子陸上の田中希実(25=ニューバランス)と小林祐梨子さん(36)が、アテネ五輪女子マラソン金メダリスト・野口みずきさん(46)の東海テレビYouTube「野口みずきのランナーズハイ」に出演。田中がマラソンを神聖な競技と認める理由を明かした。
田中と小林さん、野口さんをつなぐのが母・千洋さんの存在だった。
長距離選手で、北海道マラソンを2度優勝している千洋さんに憧れて背中を見て走ったのが同じ兵庫県小野市出身の小林さん。そして野口さんが初マラソンで初優勝を飾った2002年名古屋国際マラソンで4位に入賞したのが千洋さんだった。
それが子供(田中ら)を産んだ女性が日本で初めて2時間30分を切ったレースだという。
田中は「母がゴールテープを切った写真が家に飾ってあって“凄いお母さん”というイメージを持ちながら育ったのでマラソンに対して憧れがあったり、逆に一筋縄ではいかないところも身近で見ている」と明かした。
2度五輪に出て4種目で日本記録を更新しても田中は「簡単に“マラソン”って口にできない。それくらい神聖な競技だと思っている」と話し、野口らを驚かせた。