◇Bリーグ2024―25シーズン B1第14節GAME1 大阪エヴェッサ88―76千葉ジェッツ(2024年12月21日 おおきにアリーナ舞洲)
大阪エヴェッサが東地区2位の千葉ジェッツに快勝し、通算成績を13勝10敗とした。
この試合、目を見張る大活躍を見せたのは、マン・オブ・ザ・ゲームに選出されたライアン・ルーサー(29)だった。第1Q途中から出場するといきなり2連続で3ポイントを決め、第2Qと合わせて5本の3ポイントを成功させた。6本中5本で驚異の3ポイント成功率83・3%を含むチーム最多の21得点を挙げ、相手の反撃を封じ込めた。
「シュートを決め切れたことは事実だけれど、それはポイントガードや日本人選手たちがうまくパスを回してくれたから。ビッグマン(高身長の選手)たちもしっかりとロールしていた」
試合後のルーサーは、すごく落ち着いた雰囲気で、自身の活躍ぶりよりもチーム全体で勝利したことを喜んでいた。
藤田弘輝ヘッドコーチ(38)は「ルーサーはよく決めてくれた。まだ1年目だけれど、チームにフィットしてくるのが早い。ドライブも出来るし、相手にとってディフェンスしにくい選手だと思う」と、殊勲者を称えた。
この日は来場者に赤のチーム応援Tシャツが配られ、会場が真っ赤に染まる中、エヴェッサ選手が情熱を燃やしたプレーで勝利をもぎ取った。