2010年のパ・リーグ本塁打王で、今季限りで現役を引退した元オリックス外野手のT―岡田(本名・岡田貴弘)さん(36)が19日に放送されたBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(木曜後10・00)にゲスト出演。1位→1位→1位→5位からの巻き返しを図る来季に向けて期待を寄せるオリックス後輩の実名を挙げた。
「僕はラオウに頑張ってほしいです」とまずは杉本裕太郎外野手(33)の名前を挙げたT―岡田さん。
「外国人選手来ますけど、正直1年目ってどうなるか分からない。そういうなかでロングを打てるバッターっていうのは凄い貴重になってくるんで。やっぱ彼がもう一回30本打ってくれたら…」と2021年に32発を放ってパ・リーグ本塁打王に輝いてから22年15本、23年16本、24年11本となっているラオウの30本塁打に期待を寄せた。
さらに、大のオリックスファンで、番組MCを務めるお笑いコンビ「ますだおかだ」の岡田圭右(56)から「頓宮はどうなの?頓宮は!」「首位打者獲っての頓宮は…頓宮どうした!」「ちょっとT選手。頓宮どうした!」と昨季のパ・リーグ首位打者ながら今季は打率.197に終わった頓宮裕真捕手(28)についてファン目線から熱心に質問を受けた。
あまりの勢いに苦笑いのT―岡田さん。それでも「頓宮はね、よう練習するんですよね。よく練習するんですけど、ちょっと気持ち的にムラのある部分がやっぱあるんで。そのあたりもう少し大人になったら。客観的にもう少し自分を…。技術的なところも多少はあるんだと思うんですけど、そっちのほう(メンタル)が大きいと思います」とアドバイスを口にした。
さらに岡田圭右から「内藤鵬どうですか?」と2022年ドラフト2位で入団した内藤鵬内野手(20)についても聞かれた。
すると、T―岡田さんは「鵬はいいっすよ。いいもの、やっぱ持ってます。右バッターで」としたうえで「可愛さもありますし」と思わずニッコリ。「本当にバッティングは目を見張るものがある」と未来の大砲に目尻を下げていた。