渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。井岡一翔(35=志成)に浮上したビッグマッチの可能性を取り上げた。
現在、世界の軽量級はWBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(24=米国)を中心に回り始めている。
ロドリゲスはバンタム級への殴り込みの前にスーパーフライ級の4団体統一を進める意向だという。
当然、大晦日の井岡―WBA世界スーパーフライ級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)の勝者も標的になる。
畑山氏は「井岡とマルティネスの勝者と(の試合を)ぜひ見たい」と興味津々だった。
大晦日の一戦は前回敗れている井岡が今回も不利の下馬評だが、渡嘉敷氏は「研究熱心で再戦に強いからいける」と井岡の勝利を支持した。
ただ、ベルトを取り戻したとしても畑山氏は「この選手(ロドリゲス)は強い。頭ひとつ飛び抜けている」と認めた。
竹原氏は「でも可能性はゼロじゃない」と指摘した。
いずれにしても井岡にとってロドリゲスとの統一戦は新たなモチベーションになる。
渡嘉敷氏は「スーパーフライ級も面白い」と、井岡がベルト奪還した上でビッグマッチに期待した。