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日本ハム・柳川 マッチョ化計画 先発転向直訴の3年目右腕 ウエートトレで1年投げ抜く体づくり

スポニチアネックス 2024年12月22日 6時3分

 日本ハム・柳川大晟投手(21)が21日、2軍本拠の千葉・鎌ケ谷で自主トレを行った。契約更改の場で先発転向を直訴した3年目右腕は、来季に向けて「マッチョ化計画」を進行中。ボディービルダーの指導も参考にしながらウエートトレーニングで筋肉量を上げ、年間通じて投げ抜ける体に仕上げていく。

 育成から支配下登録を勝ち取り、1軍デビュー。今季に飛躍の足掛かりをつくった柳川は、さらなる高みへ肉体改造を決意。来季は自ら志願した先発で勝負するため、このオフは“ムキムキボディー”に仕上げる。

 「マッチョになりたい。去年は筋量が5キロ上がったけど、今年のシーズン中は維持するのがやっとだった。(このオフは)筋量を上げたい」

 現在は体重92キロで、筋肉量は75キロ。キャンプインまでに筋肉量の2キロアップを狙っている。チームでは、ゴールドジムを展開する「THINKフィットネス」取締役でボディービルダーの田代誠氏が月1回ほどトレーニング指導を行っている。先週指導を受けた際には「デッドリフトとかもうまくなってきた」と褒められたという。

 全ては年間通じて息切れしない体にするためだ。5月に支配下登録された今季は主に中継ぎで21試合に登板したが、慣れない連投で疲労がたまり、トレーニングをする時間を確保できない日もあった。「トレーニングをしないと逆にパフォーマンスが落ちた」と反省する。来季はシーズン中もウエートトレーニングに注力する。「筋量を上げれば球速も上がる。先発でも平均球速152キロぐらいにしたい」とハイレベルな成長を遂げてみせる。(田中 健人)

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