俳優の武田鉄矢(75)が22日、フジテレビの情報番組「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演。10月17日に虚血性心疾患のため76歳で亡くなった西田敏行さんとのエピソードを語った。
結婚に訃報、芸能事務所の相次ぐ倒産など、今年の芸能ニュースを振り返り「小倉さんと西田さんは同じ青春を過ごした仲間」と同世代の仲間の死について言及した。
「みごろ!たべごろ!笑いごろ」(1976年)での共演が西田さんとの出会いで「二人とも注目されないテレビ界の端っこで、コントで出会ったんです」とコメント。「コメディタレントだったんです。2人でタイツはいて踊ったり…」と思いをはせた。
互いにしのぎを削り、ドラマや音楽で活躍し安定した生活を送れるようになったときに「西田先輩と2家族で、レストランで食事をした」という。
その時のレストランは西田さんセレクト。「豪華な料理はチーズフォンデュでした。福島なまりで“これはね”と言いながら、チーズフォンデュの食べ方を教えてくれて。(武田が)貧しい暮らししかしてきてないから、かぶりついたり、箸で食べる可能性もあるから、“メロン出てくるからスプーンでたべるようにね”と…」しみじみ。
先輩でもあり旧友の西田さんとのエピソードを笑顔で語るも「どんどん思い出が蘇ってくる」と目を伏せた。