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楽天1位の宗山が明大で最後の練習終える 最後は感謝の整備「僕を成長させてくれたグラウンド」

スポニチアネックス 2024年12月22日 13時5分

 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21)が22日、4年間汗を流した明大グラウンドで最後の練習を行った。

 午前8時から下級生に交じってランニング、守備、打撃、フィジカル強化とたっぷり4時間鍛えた宗山。最後は新任の松岡功祐コーチ(81)からノックを受け、グラウンドに別れを告げた。「ボールを使った練習はきょうが最後です。4年間、僕を成長させてくれたグラウンドですから」と練習後は遊撃付近をきれいに整備して感謝の気持ちを伝えた。

 21年、コロナ禍の中で入学。すぐに頭角を現し、2年春には首位打者を獲得。リーグ3連覇も経験した。「下級生のときから使ってもらい、いろんな経験をさせてもらった。日本代表では国際試合にも出て、自分の引き出しも増えた。中でも一番の思い出は2年秋の神宮大会優勝です。日本一の経験は初めてだったので、優勝の瞬間のシーンは今でも脳裏に刻まれています」と振り返った。

 4年春は骨折でベンチから試合を見守ることも。「外から試合を見ることで勉強になった。気づかせてくれることも多かったです」とケガもプラスに変えた。寮に戻る途中、左中間にある島岡元監督の胸像の前に立ち止まり、心の中で4年間の感謝を伝えた。24日には広島に戻り、あいさつ回りとトレーニングを続ける。1月5日に楽天の寮に入り、9日からの自主トレに備える予定だ。

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