俳優の石原良純（62）が21日放送のテレビ大阪「大阪おっさんぽ クリスマス2時間SP」にゲスト出演。一昨年に89歳で亡くなった作家で政治家の父・石原慎太郎さんについて語った。
メッセンジャー・黒田有、橋下徹氏とともに大阪・うめきたを街ブラ。11月に第1子が誕生した黒田に、橋下氏がお祝いを買いに行くことからスタートした。
黒田が「今までベビー商品なんて見向きもしなかったけど、最近はえらいもんで街中でぬいぐるみとか見てしまったりする」と父の顔をのぞかせると、良純は「えらい、えらい」と笑った。2人の子の父、良純は「子育てしない時代。20年前に子どもが生まれた時の俺は酷かった」と回想した。
「僕も全くやってなかった」と反省する7人の父の橋下氏に、「さすがに子どもは抱けるでしょ？」と確認。「抱けますけど、多分抱いてる回数は数えるほどです」と苦笑いする橋下氏に、「うちの親父、子ども4人いるけど、抱けなかったからね」と明かした。
驚く橋下氏と黒田に、「自分の子どもを抱いたことがないから、赤ちゃんを抱けないの」と良純。「1回も？」との念押しにも、「ない。抱いてないの」と断言した。
「でも、慎太郎さん子ども愛がむちゃくちゃすごいじゃないですか」と言う橋下氏に、「一方的な、わけの分からない子ども愛。暴走だから。だけど抱けないの」と笑い、黒田には「子ども抱けなくなっちゃうからね、抱かないと」と忠告した。
クリスマスプレゼントももらった記憶がないといい、「うちの親父、死ぬ間際になんて言ったか知ってる？“子育てに興味がなかった”って。僕は奥さんに育てられてるからね。ご飯の食べ方とか」とニヤリ。橋下氏は「僕が（慎太郎さんに）聞いた印象では、子ども愛が凄かったですけどね」とフォローした。良純は「中学の入学祝いに時計、高校の入学祝いに万年筆をもらったのは覚えてる」と振り返っていた。