「EXIT」の兼近大樹(33)が22日、フジテレビの情報番組「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。約71万人フォロワーがいた自身のX(旧ツイッター)アカウントを削除した本当の理由を明かした。
SNSを活用して、PRやファンとの交流の場を広げている芸能人も多い近年。利用するメリットもあるものの、いきすぎた誹謗(ひぼう)中傷も問題となっている。芸能事務所が所属タレントへの誹謗中傷に対し、法的対応を行うケースもあった。
兼近も自身のX(旧ツイッター)を削除。アカウント削除の理由は、誹謗中傷を受けたこととされていたが「僕自身がされた訳じゃなくて、(誹謗中傷が)横行しているプラットフォーム側が責任を負わないということに納得がいかなくて」と説明。
「いろんな犯罪につながっている。規制がない中でみんな楽しみだして、よりおかしくなってきている。闇バイト、犯罪の方に手を貸すことになったり。芸能人がやっていると若い子も入ってくる。僕のものを見るために他のものも見てしまって…」と続けた。
「誰かに誹謗中傷してしまう加害者側に回らせないためには、大人がそのまま使ってていいのかと、その人たちの仲間に入りたくないということで僕はやめた」と影響力のある立場だからこその思いがあったという。
「本当に良くない。早く規制を進めないと…」と危惧した。