格闘技イベント「RIZIN」は22日都内で、大みそかに開催予定の「RIZIN DECADE」（さいたまスーパーアリーナ）の記者会見を行い、第2部に関する追加対戦カードを発表した。
この日会見に出席した榊原信行CEOは「全面対抗戦で行きます。チーム未来VSチーム平本。全選手揃っているので楽しみにしてください」と明かし、「雷神番外地」というタイトルで決戦を行うことを告げた。
ただ会場には平本の姿はなし。榊原信行CEOは平本がインフルエンザに感染したことを明かし、預かった手紙を読み上げた。「みなさんこんにちは。平本蓮です。今日会場に行く予定でしたがインフルエンザにかかってしまい、申し訳ないです。みんな風邪やインフルエンザに気を付けてください。朝倉未来さんも気を付けてください。おおみそかは元々体調が万全ではなかったので、今年は試合ができないと思っていました。そうしたら朝倉未来が大会をプロデュースすると聞いたので、先日アピールさせていただきました」と経緯を説明。その上で「おおみそかはブラックローズが全勝して、今年のおおみそかはブラックローズが主役になることを楽しみにしてください」と呼びかけた。
今年で10回目を迎える大みそかの「RIZIN」。本来であれば3部構成で、榊原信行CEOは、今年の夏に格闘家から引退した朝倉未来に第2部のプロデュースを依頼した。
しかし第1部のメインイベントで予定されていた元WBC世界ライト級暫定王者ライアン・ガルシア（米国）と安保瑠輝也（MFL team CLUB es）のボクシングエキシビジョンマッチが、ガルシアのケガによって延期。これによって大みそかは第1部が消滅して、2部構成となった。
すると、平本蓮が14日のK―1のリングに上がり、ブラックローズでの大みそか乱入を予告していた。