さいたまサッカーフェスタ2024が22日、nack5スタジアムで行われ、約2000人のファンが集まった。
浦和と大宮のOBが地元の子どもたちとサッカー教室などで交流した後、OBスペシャルマッチが行われた。
試合は接戦となったが、試合終了間際に浦和のCKでGKの山岸範宏さんが攻撃参加したところを、大宮がカウンターから島田裕介さんが無人のゴールに決めて3―2で勝利した。現在大宮U―15コーチの島田さんは「2年前にも同じようなのがあった。山岸さんが上がって、カウンターがあるかと思っていたら、本当に飛んできた。
絶対に外せない距離まで行って決めた」と振り返った。大宮は経営母体がオーストリアの飲料メーカーのレッドブルに変わったが、「OBが築き上げたものは母体が変わってもなくなることはないし、浦和と早くダービーができるようにしたいし、浦和がいるから大宮も成長できる。切磋琢磨していきたい」と、2チームあることの効果も口にした。