ロッテの横山陸人投手と友杉篤輝内野手が22日、千葉県市原市の辰巳公民館グラウンドで球団オフィシャルスポンサーの辰巳台こどもおとな歯科が主催するイベントに参加し、野球教室を行った。
会場にはクリスマスツリーが飾られ、スタッフがサンタクロースやトナカイに扮するなどクリスマスムードが漂う中、幼児から小学6年生までの61人の子供たちと交流。楽しい時間をプレゼントした2人は子供たちから“元気”を受け取り、クリスマスツリーに飾る「夢カード」には横山は「タイトル獲得」、友杉は「規定打席達成!」と記した。
横山は5年目の今季、自己最多の43試合に登板して3勝1敗、3セーブ18ホールド。侍ジャパンにも選出され、11月の「プレミア12」にも出場した。将来の守護神候補として期待される右腕は「セーブ王だったり、最優秀中継ぎとか、そういうタイトルを目標にして来シーズンはやっていければ」と力を込めた。
友杉は2年目の今季125試合に出場、5月には月間打率が3割を超えるなど序盤は好調だったが、6月以降は失速し、最終的には打率・206と不本意な結果に終わった。複数ポジションを守れる選手が増え、内野の競争は激化する中、「まずは打てるようになることからやっていきたい」と課題を挙げ、「ショートしか考えてない。ショートで1年間やりきります」と言い切った。