韓国人気俳優のパク・ソジュン(36)が、21日に放送された日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。俳優人生について語った。
2011年、23歳で芸能活動を開始したパク・ソジュンにとって「26」は大切な数字。「俳優になろうと決心してデビューして、皆さんに知ってもらえる年齢が26歳ぐらいだったらいいなという思いがあって、SNSの個人IDにも“2013”とつけている。その時は、私が(韓国の数え年で)26歳になるときだったんです」と説明した。
願いをかなえるべく仕事に打ち込み、2013年にはドラマ初主演。翌年2014年の出演ドラマが大ヒットすると、数々のドラマに出演を果たし、人気に拍車をかけた。ではインスタグラムのフォロワーも2500人を超える。世界中のファンを魅了している。
役者業において初心を忘れたことはない。「自然に表現すると言うよりいろいろ考えてしまうタイプで、約の性格や状況、血液型、MBTIまでさまざまなことを分析して演技する」徹底ぶり。台本にある人物になりきるためには「想像が大切」で、「自分の中にある想像力を働かせて、さまざまな可能性を想像する事が毎回必要だと思う」と決して妥協しない。
ただ、仕事に熱中したことで失われたものも多かったようだ。「自分自身が少しずつ削られているようで、身体的にも精神的にも疲れて…。自分の中に新しさがなくなったような感じがした」ことも。
心にゆとりを取り戻すために初めて取った長期休みで、宮崎を訪れ「気持ちの切り替えができた」という。良い演技をするために休むことも大事だと新たな発見もあった。「経験は大事。感情を表現する職業なので、全ての事が記憶に残ると思う」。今後、日本作品のオファーがあれば「機会があればやりたいという気持ちはある。日本語を勉強する動機にもなるので、チャンスを待っています」と笑みを浮かべた。