巨人の大勢投手(25)が22日、中山礼都内野手(22)と都内で行われたトークショーに出演した。
来季の目標を「胴上げ投手」と色紙に記した右腕。通算166セーブを誇るマルティネスを獲得し、阿部監督が8回に大勢、9回に助っ人右腕を起用する構想を明かしている中で「(8回と)直接言われた訳ではないですし、僕は諦めていない。燃えますね。今までやってきたという自負もあるし、そう簡単には譲れないなという熱い気持ちはある」と闘志を燃やした。
向上心の塊である大勢らしい言葉もあった。「ライデルが来るからと言っても、じゃあ8回頑張りますというのは自分自身の成長を止めるというか、もっと上がって行けない気がする。野球選手として、そういう気持ちは忘れちゃいけない」。来季へ向け、既にカブス・今永と合同自主トレ中ということも明かした25歳は「レベルの高いところに身をおいて野球することで選手としてのレベルも上がる。ライデルを超えて9回を投げられたら自信にもなるし。モチベーションにも今なっている」と目を輝かせた。