J2大分のU―19日本代表MF保田堅心(19)が、オランダ1部NECナイメヘンに移籍する可能性が浮上していることが22日までに分かった。
複数の関係者によれば、将来が嘱望される大型ボランチを巡っては、複数の欧州クラブが調査。来年1月の海外移籍が濃厚となっている中、もっとも獲得に熱心なのが、日本代表FW小川航をはじめ、MF佐野航、FW塩貝の日本人3人が所属するNECナイメヘンという。
福岡出身の保田は大分ユース出身で、高校2年時の22年に2種トップ登録され、同年6月にJ2でプロデビュー。23年にトップ昇格し、今季も31試合4得点と活躍した。28年ロス五輪世代で、今後のさらなる活躍が期待されている。
◇保田 堅心(やすだ・けんしん)2005年(平17)3月5日生まれ、福岡県出身の19歳。鳥栖ジュニアユース出身で、ユースに昇格できずに大分ユースに入団。高校2年の21年8月に大分のトップに2集登録され、23年にトップ昇格。24年8月にJ2月間ヤングプレーヤー賞を受賞。日本代表はU―18世代から選出され、22年、23年にU―20アジア杯出場。1メートル82、74キロ。利き足は右。