大阪を拠点に活躍するコンビ「バッテリィズ」が22日、漫才頂上決戦「M-1グランプリ2024」の決勝の舞台に立った。
大阪では常に劇場を沸かせる爆笑王。特にエース(30)の天然感あふれるボケは笑いとともに温かな気持ちにさせる才能の持ち主。「どんな舞台でも緊張をしたことがない」という天性の芸人魂で、この日も伸び伸びとボケて客席の爆笑を誘った。
審査員も大絶賛で861点で令和ロマン、真空ジェシカを超える点数。アンタッチャブル柴田は「相方の山崎もアホだけど、こんなクリティカルなアホは初めて」、笑い飯哲夫は涙を流しながら「アホにものを教えているだけやのに」と、その完成度を絶賛。博多大吉は「アホ漫才を令和の時代によみがえらせた」と驚いた。
審査員の点数が出るたびに飛び跳ねて喜ぶエースの姿に司会の今田耕司も「会場が揺れてる…」とあきれながら笑っていた。