日本スケート連盟は22日、来年3月に米ボストンで開催される世界選手権の日本代表選手を発表した。
大混戦となった男子2、3枠目はGPファイナル3位の佐藤駿(エームサービス・明大)、全日本選手権3位の壷井達也(シスメックス)を選出。同連盟の竹内洋輔・フィギュア強化部長は「2枠目は全日本での競技力、国際競技力の比較」とし、審議の結果「国際競技力を見て、佐藤選手を選出した」と説明した。
3枠目は壷井、三浦佳生(オリエンタルバイオ・明大)、山本草太(中京大)が候補となった。竹内強化部長は「五輪の枠獲りが懸かる重要な試合」ということを念頭に「最終的に全日本、これまでの項目の中から壷井選手を選考した」と説明。「今回の全日本、NHK杯も含めて素晴らしい演技を安定的にできるところを評価した」との理由で壷井を選んだ。