漫才日本一を決める「M-1グランプリ2024」が22日、東京・六本木のテレビ朝日で開催され、昨年王者の令和ロマンが大会史上初の連覇を果たした。
ファーストラウンドはトップバッターで登場し、いきなり審査員9人制史上最高得点となる850点をマーク。その後、7組目に登場した初出場のバッテリィズが861点を叩き出して上回り、令和ロマンは2位で最終決戦に進出した。
最終決戦では9人中5票を獲得。「博多華丸・大吉」博多大吉、「NON STYLE」石田明、「かまいたち」山内健司、「アンタッチャブル」柴田英嗣、「海原やすよ ともこ」海原ともこが票を投じた。
「もう出たくないです!」とM-1卒業を宣言した松井ケムリに対し、柴田は「もう出たくないとは言ってますけどね。何連覇目指すのか楽しみ」と突っ込んでスタジオを盛り上げる。
山内は「全組面白かったけど、令和ロマンは1本目がしゃべくり漫才で2本目が漫才コントで漫才のスタイルも変えてきた。さらに1本目より2本目の方が爆笑の渦に巻き込んでいたのが圧巻でした。面白かったです」と賛辞を送った。
ともこは「出てきた時から空気が凄かった。カッコ良かった」と言い、石田は「全組違う良さがあっていい戦いだなと。令和ロマンは忙しい中でこんなに仕上げてくるっていう気迫を感じて、圧巻でした」と話した。
大吉は「この1年間のチャンピオンで自信がネタに詰まってて凄かった。とんでもない漫才2年連続で見せてくれてありがとうございました」と絶賛だった。