漫才日本一を決める「M-1グランプリ2024」の決勝戦が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、20代目王者の「令和ロマン」が優勝者会見に出席。2年連続でトップバッターになった心境を語った。
昨年、第1回大会の中川家以来のトップバッターで優勝を果たした同コンビ。史上初の連覇に挑んだ今回。「笑神籤(えみくじ)」を担当した柔道男子・阿部一二三はトップバッターに「令和ロマン」を引いた。
まさかの2年連続トップバッターになったことを振り返り「ひふみん!」と嘆いた高比良くるま。「マジでさすがに(トップバッターは)無いだろと思いました」。相方の松井ケムリも「M-1が全く得のないヤラセをしているのかと…」と驚きを明かし、笑いを誘った。
「令和ロマン」はボケの高比良くるま(30)と、ツッコミの松井ケムリ(31)による若きコンビ。昨年、結成5年8カ月という異例の早さでM-1を制覇した。すると、優勝会見の席で高比良が「M-1大好き、来年も出ます!」と、連覇へ挑戦することを突然、宣言。松井は驚きながら、「来年も出るみたいです!」と続き、笑わせた。テレビ出演など引っ張りだこになる多忙の中、話術に磨きをかけての再挑戦。前年王者として初の決勝に進み、前人未到の連覇を果たした。