元西武の左腕ディートリック・エンス投手(33)がタイガースとマイナー契約を結んだと23日までに米記者が報じた。
エンスが自身のインスタグラムでタイガースの球団ロゴを投稿し「来季からタイガースの一員になることをうれしく思います。家族もこの機会を楽しみにしています」と記した。
この投稿を受け、「ベースボール・アメリカ」でタイガースを中心に取材するエミリー・ウォルドン記者が自身のX(旧ツイッター)でエンスがタ軍とマイナー契約を結んだと紹介した。
左腕のエンスは17年にツインズでメジャーデビュー。22年に西武に加入し、同年は10勝7敗、防御率2・94の好成績を残した。ただ、23年は開幕ローテーション入りも1勝10敗、防御率5・17に終わり、同年限りで西武を退団。今季は韓国プロ野球のLGツインズでプレー。30試合に登板しリーグ3位タイの13勝6敗、防御率4・19をマークした。
地元紙「タイガース・スポーツネーション」は「エンスの多才さとさまざまなリーグでの投手経験は、タイガースでインパクトを残したいと考えている彼にとって、強みとなるかもしれない」と33歳左腕の奮起に期待を寄せた。