26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪の出場枠獲りが懸かる来年3月のフィギュアスケート世界選手権(米ボストン)代表会見が23日、大阪・東和薬品ラクタブドームで行われた。
男子では全日本選手権優勝の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)に加え、全日本7位ながらGPファイナル3位の佐藤駿(エームサービス・明大)、全日本3位に食い込んだ壷井達也(シスメックス)が選出された。
佐藤は21日のフリーの演技後に過呼吸で医務室に運ばれていたが、無事に参加。「初めて出場することができてうれしく思います。全日本は悔しい結果に終わったので、その結果を踏まえて、世界選手権では笑顔で、最後まで全力で滑りたい。自分で枠を獲るのと同時に表彰台を目指したい」と決意を新たにした。
壷井は「初めてで率直にうれしい。代表に選ばれたえらばれたからには3カ月間、全てをスケートにささげたい。最高の演技を披露して、枠獲りに少しでも貢献したい」と話した。