先発左腕のショーン・マナイア投手(32)がメッツと3年総額7500万ドル(約117億円)で再契約を結んだと22日(日本時間23日)、米スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者が自身のX(旧ツイッター)で報じた。
マナイアは今季メッツで32試合に登板し、チームトップの12勝(6敗)を挙げ、防御率3・47。シーズン途中に腕を下げ、極端なインステップにフォームを変更。これが奏功し、3年ぶりに2桁勝利を挙げた。
また、ドジャースとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦でも大谷翔平を3打数無安打に抑え、5回3失点で白星をつかむなど、ポストシーズンは4試合で2勝1敗、防御率4・74だった。
昨オフ、メッツと2年総額2800万ドル(当時約40億6000万円)の契約を結びチームに加入。2024年シーズン終了後にオプトアウト(契約破棄)できる権利があった。大リーグ公式サイト「MLB.com」などによると、長期契約を望んでいたとみられる。
メジャー通算は228試合で77勝62敗、防御率4・00。
メッツは今オフ、FAの目玉フアン・ソト外野手をプロスポーツ史上最大の15年総額7億6500万ドル(約1178億円)で獲得。投手陣ではヤンキースをFAとなったクレイ・ホームズと3年総額3800万ドル(約57億円)で契約した。
スティーブ・コーエン・オーナーは大富豪として知られ、豊富な資金力を武器に来季へ向けて着実に補強を進めている。