ユーチューバーの“てんちむ”こと橋本甜歌(31)が23日、自身のYouTubeチャンネルを更新。ナイトブラ「モテフィット」の販売元との裁判で敗訴し約4億円の賠償金を支払う判決を下されたことを受け、控訴する意向を明らかにした。
てんちむは20年、豊胸手術をしていたにも関わらず、その事実を隠しながらナイトブラをプロデュースしたことを巡り裁判に発展。企業からの損害請求額は5億円に上ると明かしていた。過去の動画では、差し押さえの可能性があることを告白していた。
動画内でてんちむは裁判に出席した弁護士から、賠償金が3億4857万円、遅延損害金を含めると3億8000万円以上の支払いが求められると電話で伝えられた。
直後に東京地裁はてんちむに3億8457万4504円を命じたことが明らかとなり、賠償金の額を聞いた率直な心境を問われると、「でもそのくらいだよねって。予想通り。元々、裁判やったときに、判決持ってくるなら3、6から3、8(億円)って言われてたので。だよね、っていう」と語り、自己破産については「大分、視野に入れてます」と話した。続けて「本当に2つだけですよね。控訴するか破産するか」とした。
その後、別の事務所に相談した結果、減額もしくは逆転勝訴の可能性があると指摘されたこと明かし、「その事務所が受けてくれるんだったら控訴しようと思う」と宣言した。
控訴を視野に入れた理由について「いや、私も悪いよ。もちろん。でも、私が100%悪いみたいに思われるのはしゃく。いや、私は悪いんだけどね。でも五分五分じゃないですかと思う」とナイトブラの販売元にも責任があるのではという持論を展開した。
そして「控訴とか上告して、その結果を見て自己破産するかしれない。ただ、今この第一審が出て、その判決文に関しても自分が思ってることが全然考慮されてなかったりとか、そういう納得できない状態で自己破産するのって、ちょっと違うかもなっていうの思ったりはしたんで、自分自身が戦う姿勢に戻れたっていうのはあるかもしれないです」と言い切った。