西武の是沢涼輔捕手(24)が24日、埼玉・所沢市内の球団施設で打撃練習中に悲鳴を上げた。「うああ~」と声を上げ、手にしていたのは自身の打球で破損したiPadだった。
ハーフスイングの打球がデータを計測していたiPadに直撃。「低めのボールを打とうとか見逃そうと迷っていたら…やっぱり迷いをだめですね」と苦笑いを浮かべた。隣で打撃練習をしていた中村剛は「そんな中途半端なバッティングするからや。自業自得だね」と鋭い突っ込みを入れた。
約1週間前に自身でオンライン購入した。「いいプレゼントになりました。飾ります」と年末に代償を払って教訓を得た。育成契2年目を終えた強肩捕手。今季打球速度は約10キロ上がり160キロ台を計測して手応えはある。「支配下登録目指したい。1日、1日頑張っていきたいと思っています」と話し、最後に「サンタさん、待っています」と壊れた相棒を見つめていた。