J1鹿島は24日、ユースチームの監督を務めていた元日本代表FWの柳沢敦氏(47)が、25年シーズンからトップチームのコーチに就任すると発表した。
柳沢氏は仙台に所属していた14年限りで現役を引退後、鹿島のトップチームコーチ、ユースのコーチを経て21年からユース監督を務めていた。トップチームに携わるのは18年以来で「タイトル獲得という目標に向けて、監督をしっかりサポートしていくとともに、アントラーズのために、自分に与えられた役割を全力で全うしたいと思います」とコメントした。
また、元日本代表DF田中誠氏(49)と元日本代表GK曽ケ端準氏(45)のトップチームコーチ就任も発表された。現役時代は磐田で鹿島と優勝争いを繰り広げた田中氏は今季、J2栃木SCの監督を務め、曽ケ端氏は23年から鹿島のユースGKコーチだった。田中氏は「伝統のあるクラブに関わらせていただくことを、大変光栄に思います。監督をしっかり支え、選手、チームを成長させられるよう、全力で取り組んでいきます。勝利、そしてタイトル奪取を目標に、クラブに関わるすべての皆さんと喜びを分かち合えるよう戦っていきます。よろしくお願いいたします」、GKコーチとなる曽ケ端氏は「スタッフとして選手たちの成長を手助けできるよう、日々の練習から全力を尽くしたいと思います。アントラーズの勝利、タイトル獲得という目標のため、精一杯取り組んでいきます」とコメントした。
鹿島は来季から、今季まで川崎Fを指揮した鬼木達監督(50)の就任が決まっている。